NTTデータとの資本提携を締結/システム障害対応AIエージェント「IncidentTech」ベータ版2026年4月提供開始へ
この度株式会社インシデントテック(本社:東京都品川区、代表取締役社長:野村浩司)は、2026年1月28日に株式会社NTTデータと資本提携を締結いたしました。
本提携により、日本を代表するITサービス企業であるNTTデータの知見と、弊社のAIテクノロジーを融合させ、システム障害対応の現場が抱える「属人化」という根深い課題の解決を加速させてまいります。
提携の背景と目的:現場の「属人化」を仕組みで解決する
システム運用の現場、特に金融分野などのミッションクリティカルな環境では、障害発生時の対応が一部のベテランエンジニアのスキルに依存する「属人化」が大きな課題となっています。
インシデントテックは、こうした極限状態の現場における混乱を「仕組み」で解決することを目指しています。今回の提携を通じ、NTTデータの一部開発プロジェクトへ弊社のAIエージェントを導入。現場からのフィードバックを直接反映させることで、より実効性の高いソリューションへと進化させてまいります。
2026年4月リリース:AIエージェント「IncidentTech」ベータ版の概要
金融分野を中心としたPoCを経て、いよいよ2026年4月より、システム障害対応AIエージェント「IncidentTech」のベータ版を提供開始いたします。
ご興味のある方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
本サービスは、アラート検知から復旧、報告書の作成に至る一連のプロセスをAIが横断的にサポートします。これにより、経験の浅い担当者でもベテランのような的確な初動対応が可能となり、対応品質の平準化とMTTR(平均復旧時間)の劇的な短縮を実現します。
ベータ版における「3つの柱」
- 障害統括(状況整理の自動化) チャットログやシステムログ、過去の類似事例をAIが即座に分析。現在の「障害の全体像」を自動で要約・共有し、関係者の認識齟齬をなくします。
- 顧客連絡(報告作成の高速化) 状況に応じた「障害報」や「報告書」のドラフトを複数生成。AIが各文章の「妥当性スコア」と「根拠」を併せて表示するため、迅速かつ正確な外部連絡が可能になります。
- 暫定復旧(原因特定のアシスト) 設計書やソースコード、監視情報を横断して分析し、根本原因の推定と復旧案を提案します。「次にどの情報を確認すべきか」というアクションプランを提示し、迷いのない対応を支援します。
今後の展望:日本から世界へ、自律型運用の実現
インシデントテックは、ベータ版のリリースを皮切りに、さらなる高セキュリティ環境やオンプレミス対応を進めてまいります。
将来的には、夜間休日の障害対応をAIが一部代替し、最終的には複数のAIエージェントが協調して自律的に障害を解決する世界の実現を目指します。
また、私たちの挑戦は日本国内に留まりません。2027年7月からは海外進出も視野に入れ、世界中のシステム運用の現場で「相互支援の文化」を支えるインフラとなるべく、事業を拡大してまいります。

ベータ版の利用申込・PoCに関するお問い合わせ
2026年4月のベータ版提供開始に向け、利用申し込み・詳細な製品説明を希望される企業様を募集しております。
ご興味のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。